１２月３０日

朝食時「プラネテス９話」
夕食時「プラネテス１０話」
タナベはアニメのキャラクターとしては魅力的な描かれ方をしていますが、実際にはダサ目の女子なんだろうなぁと思います。
着ている洋服も、無印とかユニクロとかギャップあたりで揃えていそうな感じ。
現実的には、パッとしない印象なんでしょうね。
ハチマキじゃないですが、何処が良いんだか。
９話はハチマキのかつての先生のギガルトが登場。演じるは若本規夫さんです。
本当に、鬼軍曹的なキャラクターを演じさせると天下一品ですね。
１０話は原作の一話に相当する話ですが、ユーリのキャラクター造形ににより奥行きを持たせているので、感動が増します。
こういう原作の行間を埋めていく作業って、大変でしょうけど、面白味がありますね。


若本規夫さんといえば、昨日の「人志松本のすべらない話」の録画をちょっと見ました。
個人的に大ファンの伊集院光さんが登場していたので、嬉しかったです。
歯磨きをしながら見ていたら、思わず吹くくらい面白かったし。
伊集院さんはフリートークに関しては、天才としかいいようのない人なので、次回も是非登場してもらいたいです。

１２月２９日（電脳コイル）

朝食時「電脳コイル１０話」
夕食時「電脳コイル１１話」
「メガネ」を装着すると立ち現れるもう一つの世界が存在する、サイバー都市・大黒市。
子供達はテレビゲームを捨て、街で遊びます。
しかし、「メガネ」とバーチャル空間の存在の理由がイマイチ判りません。
子供達を遊ばせるためだけに、莫大なコストをかけてインフラ整備をする訳もなく、電脳空間を管理する「郵政省」の目的は何か？
恐らく、大黒市は電脳化チルドレンの実験都市（のひとつ）と思われます。

子供達が電脳空間で色々なアプリを操作するためには、一応メガネを通してバーチャルコンソールを操作する訳ですが、
電脳ペットやイリーガルなどの仮想動物を触ることが出来るのはどう考えても変です。
また、イサコのようにコマンドを出す動作無しでアプリを起動させる能力者もいます。
「メガネ」がどれだけすごい装置でも、身体へのフィードバック機能を単体で持ち得るのは多分、無理。
となると、子供達は何らかの方法で電脳化手術を施されているのではないでしょうか。

攻殻機動隊の世界のような、人類総電脳化時代に移行するための実験を、国を挙げて行っている時代。
そんな時代背景を空想してしまいます。


今日は年末年始１１日連続出勤のちょうど中日。
地獄の一丁目といったところでしょうか。
イッチョメ！イッチョメ！ワーオ！！風邪ひいたー！
くしゃみと鼻水が止まりません。
どうしよう、明日から寒くなるらしいのに…。

１２月２８日（電脳コイル）

朝食時及び夕食時
「電脳コイル９話」
メガネを使った小学生達の遊びは、いわばゲームなわけですが、そこに都市伝説を絡めてくると、
いとうせいこうの「ノーライフキング」みたいな話になってきますね。
本筋では、ヤサコやフミエ達の生物部とダイチ達の黒客（ヘイクー）の果たし合い（合宿での肝試し）の話ですが、
裏で暗躍するイサコとオバちゃんの行動は一切説明されないままです。
一体、何がどうなっているのやら。
仮想と現実の区別の曖昧さが、この作品の鍵を握るポイントのようですが、まだ物語の全体像は見えてきませんね。


さっき、久々の強烈な腹痛に襲われて、トイレで３０分くらい粘っていたのですが、つらつらと思い出されるのは去年のこと。
去年は呪いのウィルスに感染して、年の瀬にかけて入院する羽目になったのでした。
熱が４０度まで出て、朦朧とした意識の中で、思わず恐怖新聞の配達人になってしまうかと思いました。
今年はインフルエンザは大流行みたいですが、ノロウィルスの話は聞かないですね。どうなってるんだろ。

１２月２７日（探偵物語）

朝食時及び夕食時
「探偵物語 第４話」
今回は珍しく、探偵小説風の展開です。
殺人事件に巻き込まれ、容疑者として警察とヤクザの両方から追われる工藤ちゃん。
ラストでは事件の謎解き推理の披露までして、全く柄にもない感じです。
今回の話のゲストは、私の好きな大友柳太郎さんと風間杜夫さんが出演。
大友柳太郎さんは私の大好きな映画「たんぽぽ」（伊丹十三監督）の“ラーメンの先生”役の方です。
なんというか、くぐもったような声色が魅力的。

そういえば全然関係ないですが、昨日NHKBS２で、「マルサの女２」をやっていて、思わず見てしまいました。
伊丹監督の作品に共通して言えるのは、女性に対する眼差しの醜悪さですね。
奥方の宮本信子さん以外の全ての女性キャラに対して、“ビッチ感”の演出が凄まじいです。

１２月２６日（探偵物語）

朝食時及び夕食時
「探偵物語 第３話」
この話から、今後セミレギュラーとして活躍するボインの弁護士、寅さんの妹の妹にしてA・猪木の元嫁、アマゾネスさんが登場です。
愛車は真っ赤なマツダ・コスモ。格好いいなぁ。
この第三話は、本来は第一話として制作されたそうで、テイストとしてはそれでも良かったのではないかと思います。
工藤ちゃんのキャラクター紹介が巧みで、本当はケンカがつよいけど韜晦する、警察には逆らわない、商売女にはモテるなどなど、
それまでドラマの主人公には無かったような、軽妙だけれどどこか影のあるキャラクターが形作られています。
基本的には、それまでの優作が演じたキャラと違い、ソフィスティケイテッドな人物像ですね。
実はアメリカ帰りという設定らしいし。
今回の事件も相変わらず解決たんだかよく解らない感じで、ドリフのコントよろしく破綻ぎみにオチています。
本当にメチャクチャだよなぁ。

１２月２５日（シャーロックホームズの冒険）

朝食時及び夕食時
「シャーロックホームズの冒険 美しき自転車乗り」
DVD第２巻に入っている第４話ですが、これも原作とは全く異なる順番で登場です。
本来は、ホームズがラインバッハの滝より帰還してから後の話です。
ただ、ホームズのキャラクター紹介をする目的なら、良い並びなのかも知れません。
今回は、彼がボクシングの名手で、喧嘩も強いという所も見せました。
一見、文化系の青白いガリ勉野郎みたいですが、実は戦闘能力も高く、日本で学んだという謎の武術「バリツ」の使い手でもあるのです。
話そのものは、登場人物も少ないため、あっさりした印象です。
探偵小説は必ず登場人物が犯人なので、短編だと薄味にならざるを得ないですね。
しかし邦題の“自転車乗り”は無いよなぁと思います。
間の抜けた印象は拭いきれないです。

１２月２４日（シャーロックホームズの冒険）

朝食時及び夕食時
「シャーロックホームズの冒険 海軍条約事件」
ドラマ版の第３話は、これも私の好きな話、「海軍条約事件」です。
花についての詩的な見解を述べてみたり、事件解決の折りに芝居がかった演出をしてみたりと、柄にもなくキザなホームズの一面を見ることが出来ます。
事件そのものは、国家機密に係わるスケールかと思いきや、意外にもミニマムな結末でしたが。
ところで、ホームズ物語は１９世紀後半から２０世紀初頭の英国が舞台なのですが、となれば当然、メイドさんが大挙して登場します。
しかし、「エマ」よろしく主役扱いされるわけもなく、ただただ階級社会を演出するだけの存在なのが悲しい所であります。
実際のところ、メイドにセクシー属性などは微塵もないんですよね。当たり前ですが。