５月１４日

仕事から帰宅後、伊集院、爆笑、町山さん、ストリームなどのポッドキャストを聴きながらお絵かき。
完成は当分しそうにない…。

昨日きいたロングスリーパーの話が気になるので、今日からしばらく超早めに寝てみます。

５月１３日

休みだったので朝からホームセンターへ出掛けて、こないだ制作した文机のパワーアップ用パーツを購入。
まぁパーツといっても木材を買ってその場でカットして貰うだけですが。

その後別のホームセンターで注文していた網戸を引き取り、帰りに自動車税を納付に銀行へ。
網戸￥９８５０、自動車税￥３９５００なり。
一日で５万円以上遣うなんて、どぉなっちゃってんだよ！人生頑張ってんだよ！
まぁ必要なものは出費しないとしょうがないですね。

さらにその後ツタヤでパフュームの新譜をレンタル。
パフュームは良いッスねぇ！
私の楽しみなんて、こんな慎ましやかなもんですよ。

夜、テレビのたけしさんがでている番組で、睡眠不足症候群というのをやっていた。
うーん、私ってロングスリーパーなのかも知れません。
なんだか最近眠くて仕方がないんですよ。


このエントリーのＢＧＭはY.M.Oで「Insomnia」でした。
いや、逆だ。

５月１２日

仕事から帰宅。
夕食を食べながらコードギアスを見る。

パソコンを開いたら、昨日からの忍者ブログのメンテが終わってないのでズッコケた。

お絵かきをしつつ、家のＣＤをituneにせっせとインポートしたりする。
忍者のメンテがまだ終わらないので、ＴＢＳラジオ・ストリームのポッドキャストの過去ログをＤＬしまくる。
ジャンクといい、ＴＢＳラジオは面白いですね。聴取できる地域に住む人が羨ましい。

忍者のメンテが終わったみたいなので、コードギアスの感想とこの日記を書く。
忍者サーバー、メンテ後の方が重いのは何故？

お絵かきが完成すればアップもしたいけど、どうですかねぇ。

このエントリーのＢＧＭはパフュームで「リニアモーターガール」でした。

４月２９日（ザブングル）

今日の感想
「ザブングル ４８話 ４９話 ５０話」
ラスト前から最終回。
何となく「スター・ウォーズEP6 ジェダイの帰還」を思わせる展開なのですが、実際にはSWの公開は翌８３年なので、私の気のせいです。

アーサー様の自己犠牲によって正気に戻ったエルチ、とんでもない戦闘能力を発揮して、最後の美味しいところを持って行きます。
ヒロインが主人公を差し置いて一番強いなんて、当時のアニメでは考えられないですよ。
敵に回ったときは、それなりに弱くてドジな感じにセクシーなコスチュームも相まって、可愛く感じられたのですが、正気に戻ったらやっぱりダメですね。
アリャじゃじゃ馬を通り越してるよ。

さて、４９話ではこのアニメで一番有名な「衛星軌道から飛来するICBMをキャッチするウォーカーギャリア」を見ることが出来ます。
これはもう、ガンダムの「音速で接近するICBMをビームサーベルでぶった切るアムロ」を越えてます。
アムロは多分、ディオや009のように時間を止める能力を持っているんだと思いますが、ジロンは何なんだ。男の子だから出来たのか？

最後は大団円。
ラストまで登場できた連中も 途中退場した連中も全員顔を見せて、カーテンコールです。
君は走るか？俺たちゃ走る！♪霞んだ地平の～


ところで、ザブングルというお話を巨視的に見ると、一つの神話と言えるかも知れません。
まぁ、富野作品は 全てが神話的な話といっても過言ではないのですが。
ザブングルという物語は、神であるイノセントが シビリアンという人間を創造するという、人類創造の物語であるといえます。

ちなみにシビリアンとは本来 文民と訳されて非戦闘員の意味です。
また、シビリアン・コントロールの言葉もあるように、本当ならこの物語のイノセントにあたるポジションを意味するはずです。
そしてイノセントとは無垢の意味で、これは旧約聖書の原罪を被る前のアダムを連想させます。
つまり これは制作者側の意図的なものだと思うのですが、イノセントとシビリアンには、ネーミングから本来連想されるものとは逆の役割を与えているわけです。

さらに、ザブングルの一つ前の富野由悠季監督作品といえば、イデオンなのですが、私はイデオンとこのザブングルでワンセットなのだと考えます。
どちらも神話とＳＦの組み合わせで物語が構成されており、イデオンはスペースオペラに神話的終末の組み合わせ、ザブングルは神話的創造の物語にＳＦ的背景の組み合わせとなっています。
どちらも大きな枠組みでは同じ物語で、創造と終末を描いていると言えるでしょう。

ひょっとしたら、イデオンの地球人類はシビリアンの末裔で、バッフ・クランは外宇宙に移住したイノセントの末裔なのかも知れませんね。
イデオンでは、両者の種族の間に子供が出来ている事からも、本来は同族であった可能性が高いと思います。

実際は イデオンであまりにも悲劇的なラストシーンを描いてしまった反動のせいで、富野監督の中でこんなＣ調なメタフィクションが生まれてしまったのでしょうが、そうだとしても、やはりイデオンとザブングルは切り離せない作品だと 私は思います。

ちなみにこのテキストのBGMはもちろん、串田アキラで「疾風ザブングル」でした。
ライブヴァージョンでどうぞ！

４月２５日（ザブングル）

今日の感想
「ザブングル ４４話・４５話・４６話・４７話」

いよいよ終盤、ラスボスのカシム・キングも本格的に登場しまして、配下のティンプ＆ホーラ連合艦隊と大バトルのアイアンギアー一行です。
イノセントのドームに殴り込み、最高指導者 アーサー・ランクを拉致したついでに、洗脳されたエルチも助け出します。

ちなみにアーサー様の声は、ご存じ“ミスター美形の中の人”塩沢兼人さんですね。
この方は今の声優にはいないタイプの“美形声”の演者で、線の細い感じのキャラクターに激ハマリなんですよね。
残念ながら故人なのが悔やまれます。

アーサー様曰く
「君たちこそ、我々イノセントが待ち望んでいた人たちだ、今こそこの星の未来を君たちに託そう」
いや、絶対勘違いですって、アーサー様！

ところで、ザブングルというお話を近視眼的に見ると、ブサメンの主人公ジロンが冗談のようにモテまくる話とも言えます。
まぁ基本的にマメな男なので、モテるのもわからんでもないのですが、絵面だけでなく、設定としてもブサキャラ扱いの丸顔男がモテモテなんて、アニメの文法からいえば、本来はあり得ないですよ。
ヒロインだけからは好かれるというのなら、分かるんですけどね。
これはもう、ほとんどドリフ大爆笑のもしもコントの世界です。
「もしも高木ブーがモテモテキャラだったら」とかね。

４４話あたりの展開では、敵も味方もジロンの周りで活躍しているのは女ばっかりで、味方のラグ、ビリン、マリアの美少女チーム全員からモテてます。
敵のエルチとグレタからも、終始尻を追いかけ回されているので、ある意味モテてますしね。
それでまぁ、ジロンの方も硬派を気取るでもなく、まんざらでもなさそうなんですよ。
デレデレすんな、バカ！（ブルメの声で）

ところが、アーサー様の登場で、味方の女子は全員アーサー様に夢中になってしまって、ジロンの方は一気に形勢逆転しちゃいます。
そして、やっぱりメインヒロインのエルチの方にいってしまいまうんですね。
しかしこの後すぐアーサー様は死んじゃうので、結局 脇役女子チームの負けですよ。

４７話で、洗脳が解けずジロンをつけ狙う エルチにかけたジロンのセリフ
「エルチよく見ろ、お前の愛しいジロンだよ！」
やかましいわ、このドまんじゅう！（ホーラの声で）

結局最後まで、もしもボックスの効果は解除されず、この丸顔男を勘違いさせたまま物語は終わってしまいます。
ちなみに映画版では、最後の最後にアーサー様が再登場して、ズッコケたオチになるのですが、その方が良いような気がしますね。憎い演出です。
世の中そんなに甘くは無いぜ、兄ちゃん！（ティンプの声で）

ちなみにこのテキストのBGMは、串田アキラで「乾いた大地」でした。

４月２１日（ザブングル）

今日の感想
「ザブングル ４１話・４２話・４３話」
久々にザブングルを見るのを再開しました。
しばらく間をおいてから見ると、さらに意外な発見があるので面白いですね。

物語は最終コーナーを回った感じで、カタカム・ズシムが退場して、グレタ・カラスのオバはんが再登場しています。
このグレタ・カラスというキャラクターがもう、マニアックというか何というか…。
ただ、熟女好きがロリコンよりも市民権を主張するという、今のような時代にはマッチしているのかも知れません。
１９８２年当時の劇中では、差別的な扱いを受けているだけですが。
声を当ててらっしゃるのが、私の大好きな小宮和枝さんなのが唯一の救いですね。

ところで、ザブングルというお話をを少し大きな視点で見ると、革命の物語であると言えるでしょう。
恐らく、富野監督のイメージの中に、幕末維新や安保の学生運動があったのではないかと思われます。

維新は新興勢力による革命が成就し、安保闘争に於いては体制に敗れ去ってしまいましたが、両者を分けるモノは何かと問われれば、結局のところ時代の要請としか言いようがないんですよね。
世の中なんてものは、変わるときは放って置いても変わるし、その時期でない時はどうあがいても無駄なんですよ。

そして、このザブングルという物語をみていると、革命の英雄なんて連中は、実は結構いい加減なヤツらなんだよ、と言われている気がします。
本人達にその気がなくても、成り行きで革命の旗頭になってしまうアイアンギアーの一行には、そんな富野監督のシニカルな思惑が託されていると思います。
また、４１話で退場とあいなったカタカムは、革命のオピニオン・リーダーたらんとして奮闘するも、全く良いところが見せられず仕舞いで、この辺りも実にシニカルなんですよ。

ただ、カタカムという理論派キャラを徹底的にダメな三枚目として描く一方で、富野監督としては憎からず思っていたんじゃないかとも思います。
それは、すぐ死んじゃうキャラばかりのザブングルのなかで、死なずに退場した上に葬式までだしてもらうという演出を入れていることからも窺えます。
多分、富野監督の心情としては、ジロン達のようないい加減な連中よりも、カタカムのようなタイプに自己を重ねる思いがあったのでしょうね。


ザブングルはついでに最後まで連続で見ようと思います。
ちなみにこのテキストのBGMはMIO(現MIQ)で「HEY YOU」でした。
♪霞んだ地平の～向こうを見たくて～

４月１６日（仮面ライダーキバ）

今日の感想
「仮面ライダーキバ １１話・１２話」
小池徹平ばりのプリティ・ボーイの主人公・紅渡くんですが、彼はさとう珠緒に似てますね。
女子っぽい、しかもカマトト系の顔立ちだと思います。
ただ、ちょっとゲイっぽいんだよなぁ。

世話焼きのガールフレンドはどう見ても友達以上ではない感じだし、セクシー系のお姉さんはちょっと苦手みたい。
しかし、男子には嬉しそうについて行くんですよね。
こないだのバイオリンマエストロの怪人や今回の関西人ロッカーの人に対してももそうだし、石頭の兄さんに至っては目がハートになってますよ。
多分、今年の夏コミの女性向け同人誌にはキバ関係のアイテムが並ぶのでしょうね。

ただ個人的には、作り手側が意図的に仕掛ける同人向けの表現というものは、あまり好きではないです。
そういうのに乗っかるのって、出された問題を解いているようなもんじゃないですか。

GAINAXの鶴巻和哉監督がおっしゃっていたのですが、「萌え」とは特定のキャラクターに対する不足した情報を補完する行為なんだそうです。
私はこの解釈に非常に感銘を受けました。
同人誌なんて、自分なりの萌えポイントを遠慮無く発表する場でなくてどうする。
勿論、売れないより売れる方が良いに決まっていますが、それよりも自分にしかないものを出すことの方が絶対に大事だと思います。

ところで、相変わらず松田賢二さんが大活躍なんですが、この人も何とかブレイクして欲しいと思いますね。
カブトの天道総司くんもブレイクし始めたみたいだし、オッサンライダーアクターにもスポットライトを当てて貰いたいもんです。