１２月１８日（ザブングル）

朝食時「ザブングル２８話」
夕食時「ザブングル２９話」
富野監督の前作「イデオン」「ガンダム」と、このザブングルにかけて、背景にかなりハードなＳＦ設定を配した作品が続いているんですね。
ナレーションの「惑星ゾラとよばれている地球」の「地球」が我々の住む地球を指すのか、単に惑星という意味なのかは謎ですが、
この物語の核を成す設定が「人類再生計画」である事は明かです。
ジロン達の活躍を見て、人類再生計画が最終段階に入ったと確信（あるいは勘違い）するビエル執政官。
エルチを攫ったのも、ジロン達を試すための一環で（これがよく解らない）イノセントの使命に忠実にあろうとするが故です。

一方その頃、アイアンギアーの一行は、この世界における極左武装組織「ソルト」と接触。
アイアンギアーを取り込もうとするソルトのリーダーの啓蒙演説に、バカ笑いで答えるジロンとサンドラットの面々。
バカだね～。
はっきり言って、ビエルの確信は早計であると思います。
その場その場の思いつきだけで生きているジロン達に、地球を託して大丈夫なわけ無いでしょうに。

そして再登場のティンプ・シャローン。
「にーちゃん、にーちゃん、主役は俺だぜ」

キャラクターの行動の動機付けも、なんだか良く分かんないし、本当に先の読めない物語であります。