１１月７日

朝食時「ザブングル１３話」
夕食時「ザブングル１４話」
エルチのように願望と現実を混同させたがる人は、実際に結構いるように思います。
まぁエルチの場合、いくらカマトトぶっても根がとんでもないじゃじゃ馬なので、文字通り馬脚を現してしまうわけですが。
しかし誰にも負けない程のナイフ投擲の名手なのに、あんな振る舞いとは、本当にイカれていると思う。
実際、誰よりも欲望に忠実に生きているのはエルチなのかも知れませんね。

福井晴敏「終戦のローレライ①」読了。
重厚な文章は読み応え十分なのですが、私の心の琴線に触れるサムシングが感じられないのが残念です。
まぁ物語は未だプロローグに過ぎないので、２巻以降に期待です。

佐藤大輔「皇国の守護者③」読了。
こちらは期待通りの面白さ。
近代化の波が訪れたファンタジー世界での異文化の衝突という、書いていても訳の分からない物語です。
近代的な軍隊による戦争描写に、ビーストテイマー・ドラゴン・テレパス・両性具有者などなど、魅惑の要素がてんこ盛り。
残念な感じなのは表紙のイラストだけです。あれはどうにかして欲しいよなぁ。
あと漫画版の突然の終了もがっかりでした。